Project

テーマは毎回異なり、家業、名前、地域、家族、仕事、思想など——
継承にまつわるあらゆるトピックを扱います。語り合うのは、家業を継いだ人だけでなく、
「何かを受け継いでいる」と感じているすべての人。

アトツギの複雑さと面白さを誰よりも愛する存在が、安心して語れる場づくりを大切にしながら、参加者とともに問いを深め、関係を育んでいます。

「継ぐこと」が、義務やプレッシャーではなく、人生の可能性として見つめ直されるように。

アトツギラボは、そんな問いと出会う場として続いています。

歴史ある建物やまちの記憶が息づく場所を会場に、家業、土地、名前、思想、そして人との関係など、「受け継ぐ」ことの複雑さと豊かさをテーマに語り合います。

そこには、血縁に限らない継承のかたちや、自分なりのやり方で挑戦を重ねるアトツギたちの姿があります。

誰かの問いが、誰かの気づきになる。
語り合いが、次の行動の種になる。

SHIGAアトツギラボは、滋賀という土地に根ざしながら、継ぐことの意味をひらき、分かち合い、ともに歩んでいく仲間とのつながりを育んでいます。

歴史ある町や老舗の店舗、神社やひろばなど、さまざまな場所を舞台に、
伝統産業やものづくり、食、家業、思想など——
「受け継がれる価値」をテーマに、あらゆるブースが集います。

出店者は、家業を継いだアトツギはもちろん、地域を受け継ぐプレイヤーたち。子どもから大人までが楽しめる遊びやワークショップも充実し、来場者との対話や共創を通じて、未来につながる縁が生まれています。

ご縁に感謝し、新たな縁をひらく、アトツギたちの小さなお祭り。
アトツギ縁日は、そんな“縁日”の原点に立ち返りながら、人と人、世代と世代、価値と価値を、温かくつないでいきます。